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仕事が辛いと感じているあなたへ退職を検討すべきケースまとめ

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入社してから延々と仕事の辛さを感じている人へ。

毎日辛いけど「いずれなんとかなるかも」と考えて出社し続けていませんか。
是非そこは一考してほしいところです。

辛い状況は「改善が期待できる場合」「延々そのままの場合」の2種類があります

改善できれば良いですが
もし延々辛いことが続くと思うとゾッとしますよね。

この記事は、仕事が辛いと感じている状況下での

・退職を検討すべきケース
・退職は保留で良いケース

の2点を言語化してみました。

毎日会社に行くのが辛い人は読んでみて下さい。

読後はあなたの置かれた状況により

・退職する踏ん切りが付く
・未だ頑張れると思えるようになる

どちらかになるでしょう。

では解説していきます。

退職を検討した方が良いケース

会社に行くのが辛い上で、退職を検討した方が良いケース7個を挙げます。

1つ当てはまるぐらいなら検討しなくても良いです。

私の独断ですが
3個以上当てはまったら退職を検討する価値は十分にあります

退職を検討した方が良いケース

・仕事に慣れても辛さが変わらない、または全然慣れない

・異動が基本的にない

・休日も仕事のことを思い出して憂鬱

・今の仕事への興味関心が薄い

・会社の給与や福利厚生、待遇に満足していない

・尊敬できる上司や幹部がほとんどいない

・退職後の生活基盤がある

それぞれ解説していきます。

仕事に慣れても辛さが変わらない、または全然慣れない

仕事に慣れても辛さが変わらない、または全然慣れない場合。
これに該当するなら問答無用で別の道に行くことを検討した方が良いです。

仕事は通常、慣れたりスキルを身に付けていくことにより辛さが緩和されていきます。

自分で業務の順番を決めたり、今日やる業務量を調整したりと、コントロールできることが増えると楽しく感じてくるものです。成長することで上司や先輩から叱られる頻度が減り、それに伴いストレスを感じる機会も減っていきます。

しかし、どんなに努力しようと辛さが解消しないケースがあります。
下記のような場合です。

・仕事自体や職場に適性が無い

「仕事自体や職場に適性が無い」の例を書いておきます。

仕事自体や職場に適性が無い例

・極度のあがり症なのに人前で話す仕事をしている

・マルチタスクが苦手なのに10個20個も案件が同時進行する仕事をしている

・接客が苦手なのに接客をしている

・運転が苦手なのに車やフォークリフトなどの操作系の仕事をしている

・ヤンキーが心底苦手なのにヤンキー上がりが多い職場にいる

・アスペルガー症候群、発達障害、HSP持ちの場合であって
その特性に反した業務や職場

これら適性の無いことは業務の中でたまに触れる程度であれば大丈夫でしょう。
また、耐え続ける、工夫するなどで改善される可能性も無くは無いです。

しかし、苦手なことがメインだといつまで経っても辛さは変わりません
慣れても辛いし、苦手だから全然慣れない場合もあります。

スキルが無いからできないことはスキルを身に付ければできるようになります。
一方で、体質的にできないことはいつまで経ってもできません。体質ですから。

この2点を決して履き違えず、見極めるようにして下さい。重要です。
10年、20年続けて「無理でした」では後の祭りです。

①スキルが無いからできないこと
②体質的にできないこと

①と②は似ているようで全く違うので履き違えてはいけない。

①は努力で改善が見込める
②は努力ではどうにもならない

異動が基本的にない

この項目単体では大したことないものの、他項目と組み合わさると地獄です
会社内で逃げ道が無いということですから。

全国展開している会社であれば、転勤で地獄から解放されることはよくある話です。
逆もしかりですが。

あなたの会社が中小企業で、異動する場所なんて無い場合は
腹を括る必要があります

休日も仕事のことを思い出して憂鬱

休日も仕事を思い出して憂鬱になるのは異常です

一時ならまだ良いです。誰しもあります。

しかし数か月単位、年単位でこのような症状が出ているなら
その仕事・職場に体が適応できていない証拠です。

環境を変えないと「うつ病」になります。
もうなっているかもしれません。

こんな自覚症状が出ていると危ないという記事を書いてますので
詳しく知りたい人は読んでみて下さい。

今の仕事への興味関心が薄い

・なんとなく消去法で就職してしまった。

・就活で落ちまくったからとりあえず受かった会社に就職した。

・興味があったけど実際に入社したら現実を知って興味が無くなった。

こんな人は自分がやっている仕事への興味関心が薄いです

興味関心が薄い状態で働き続けても窓際族一直線、好きでやっている人には絶対に敵わないです。

傷が浅いうちに興味関心のある仕事に舵を切った方が良いです。
ドンドン後輩に先を越されていきますよ。
後輩上司は、人によっては嫌でしょう。

一応、続けていくうちにプロ意識が芽生え頭角を現す人も稀にいます。稀にです。

あなたの心の奥底にしまっている本当にやりたかった仕事があるならば
20代の人は未だ間に合います。30代でもやる気次第です。

「興味関心が無いからこそ仕事として割り切れる」とよく聞きますが
ただの慰めの言葉です。

興味関心がないとやはり、やる気が出ません。

会社の給与や福利厚生、待遇に満足していない

この項目をどのくらい重要視するかは人によります。
大体は給与、福利厚生が悪くても他で満足していれば重症度は低いです。
しかし他の項目と掛け合わさると、この項目が鍵を握ることになります。

やりがい無し、人間関係悪い、給料は高い、だと続ける価値はあります。
やりがい無し、人間関係悪い、給料も低い、では普通辞めます。

給料はその仕事を続けるか判断する上での最後の判断軸と言えます。

尊敬できる上司や幹部がほとんどいない

上司や幹部はその会社で生き残ってきた人です。
別の言い方をすれば、あなたの会社が求めた人材とも言えます。

そういった人達を尊敬できないのなら会社との相性が悪いと推測できます

また、上司や幹部はあなたの10年後、20年後の姿を映していると思って良いです。
その姿に憧れることができますか?

嫌だなと思ったら見切った方が良いです。

退職後の生活基盤がある

退職しても生活していけるのなら退職を積極的に検討しても良いでしょう。
退職後の生活基盤とは例えば下記のような場合です。

・副業で5万円以上程度稼いでいる
・金銭的に頼れる親や親族がいる
・数年生活していく貯金がある

副業で5万以上の収益が出ている場合は専業にすると20万円から30万円に化ける可能性が高いです。

金銭的に頼れる親がいるなら親元に帰るのも手です。

数年生活していく貯金をしているのなら、その間に新しいスキルを身に付けられます。

仕事が辛くても退職は保留した方が良いケース

仕事が辛くても退職は保留した方が良いケースも書いておきます。

退職した方が良いケースの真逆と思ってもらえたら理解しやすいでしょう。

こちらは1点でも当てはまるなら退職しない方が良いです

退職は保留した方が良いケース

・慣れや成長により環境改善が見込める

・異動などで環境変化に期待できる

・休日は辛くない

・今の仕事への興味関心が強い

・会社の給与や福利厚生、待遇に満足している

・尊敬できる上司や幹部社員が沢山いる

・退職後の生活基盤が全くない人

それぞれ解説します。

仕事に慣れることで環境改善が見込める

仕事に慣れることで環境改善を見込めるなら辞めずに耐え忍ぶことです。
環境改善とは具体的に下記のようなケースを言います。

・仕事に慣れる⇒叱られなくなる⇒嫌な思いしない

・仕事に慣れる⇒自己裁量で仕事を捌ける⇒楽しい

・仕事に慣れる⇒上司や同僚から一目置かれる⇒自己肯定感マシマシ

・仕事に慣れる⇒業務量を早くこなせる⇒早く帰れる

改善後の状況を全く想像できないなら、とりあえず半年後や一年後と時期を決めてそれまで必死に仕事に慣れることです。

それでも状況が改善されないようなら見切りを付けるタイミングです。

異動などで環境変化に期待できる

どんなに辛く、自力ではどうにもできない状況でも、異動で環境を改善できる可能性があります。

異動が見込めるなら辞めずに異動まで耐えるのも手です。

休日は辛くない

休日は呑気にしてて平日だけ辛いのは適応障害の可能性があります。

例えば入社1~3年目や異動直後などの環境変化で起こりやすいです。

要するに精神的にそこまで重症ではないということです。(大丈夫とは言ってません。)
まだ耐えられる可能性があります。

ただし、休日も辛く、寝てばかりになったら辞め時です。

今の仕事への興味関心が強い

たとえ人間関係が悪かろうと、仕事が辛かろうと、今やっている仕事に強い興味と関心があるのなら続ける価値があります。

「好きこそものの上手なれ」というように
好きだったり夢中だったりすると爆発的に成長する可能性が高いです。

爆発的に成長したあとは、周囲の人間にも一目置かれ
仕事もサクサク捌けるようになっているかもしれません。

一旦は耐え忍んでみて下さい。

会社の給与や福利厚生、待遇に満足している

嫌なことがあっても給与面で満足できているのは大きいです。
「金を貰う=嫌なことをする対価」という発想で乗り切れます。

ただ、お金がそんなに要らなくなったら、会社に見切りを付けることになります。

尊敬できる上司や幹部社員が沢山いる

尊敬できる上司や幹部社員が沢山いるのなら、その会社と相性が良いと思って間違いないでしょう。

あなたも10年後20年後、尊敬される上司や幹部社員になっている可能性が高いです。

今が辛くても続ける価値はあります。

退職後の生活基盤が全くない人

貯金もしていない、親もいない、副業もない、転職のアテもない。

こんな人は退職したら言わずもがな破滅します。

今からでも良いので貯金を始めましょう。

1年無収入で生活するのであれば300万円は用意した方が良いです。

貯金などせずともなんとか今すぐに辞めたい人はこちらの記事を読んでみて下さい。
会社に行くのが辛いのに辞められない症候群の対処法

まとめ

この記事では
・退職を検討すべきケース
・退職は保留で良いケース
を言語化して説明しました。

最初に述べた通り
・退職する踏ん切りが付く
・未だ頑張れると思えるようになる
のどちらかになっていますでしょうか。

なってなくても、辛い状態で会社に出社し続けることの意味を
少しでも考える一助になれたら幸いです。

退職を決意したのであれば下記の記事も読んでみて下さい。

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