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会社に行くのが辛いのに辞められない症候群の対処法【20代独身向け】

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世の中、会社に行くのが辛いのに辞められない人が大量にいます。

辛いなりに耐えて何とかなっているなら良いものの、自殺までいってしまう人が年に約3万人もいて目が当てられません。(この人数は自殺者全体の数なので社会人以外も含んでます。)

会社に行くのが辛いのに辞められない人はこんなことを考えているのではないでしょうか。

・次の仕事や転職先が見つかってないから

・本当に今の会社を辞めて良いのか判断できないから

・会社を辞めたら自分が欠陥人間ではないかと思ってしまうから

・なかなか会社に退職を切り出せない

 

上記4種類の人に対して当サイトなりの回答を用意しましたのでご一読下さい。

次の仕事や転職先が見つかってないから辞められない人の対処法

次の仕事や転職先が見つかってないから辞められない人、いますよね。

これに該当する人は退職後の無収入状態を心配しているものと考えて対処法を挙げます。

無収入状態にさえ対策を打てたら辞められます。

退職後の無収入状態への対処法

・親のスネをかじる

・一年分の生活費相当額を貯金する

・友人知人恋人の家に転がり込む

・借金する

・生活保護を受ける

単純な対処法でそこまで追い詰められてない人には「はあ?」と思われるかもしれません。
ただ、精神的に追い詰められている状態ではこんな発想すら出てこないものですので挙げてみました。
まだまだ精神的に大丈夫な人は頭の片隅にでも置いておいて下さい。

一応、それぞれ解説していきます。

親のスネをかじる

金銭的且つ精神的に頼れる親がいる前提の方法です。

独立心の強い人は嫌な方法かもしれませんが、精神的に追い詰められているならそうも言ってられません。

一旦親元に帰って下さい。

そして1年なり2年なり猶予期間を貰えるだけ貰って下さい。その間に職業訓練校や専門学校、独学などで次の仕事のためのスキルを身に付けます。

次の仕事については、なぜ精神的に追い詰められているかの理由にもよりますが、会社員が向いてないならフリーランスも視野に入れてみて下さい。

今はWEBで何でもできます。WEBライターであれば半年もやっていれば月収20万円から30万円は稼げるようになります。

一年分の生活費相当額を貯金する

親元に帰れない人、帰りたくない人は一年分の生活費同等額を貯金して下さい。

当たり前ですがその額の貯金があれば1年間は何もせず暮らせるようになります。

その間に療養して、ゆっくり転職先を見つけるなり、スキルを磨くなりして下さい。

職業訓練校に行くなら毎月給付金10万円程度貰いながら勉強することができます。

1年分の生活費が分からない人は参考程度に一般的な生活コストを載せておきます。

 

独身の生活コスト(参考)

・住居費 60,000円
・食費  40,000円
・電気代  5,000円
・ガス代  3,000円
・水道代  2,000円
・スマホ代 5,000円
・ネット代 5,000円
・交際費 10,000円
・国民年金 16,590円
・国民健康保険 25,000円
・住民税 20,000円
・所得税 15,000円
合計 216,590円/月
1年で2,599,080円

※税金は退職時年収400万円でざっくり計算してます。
※保険を色々掛けている人や車を持っている人はもっと掛かります。
※失業給付は計算に入れてません。

参考額にはなりますが、大体260万円程度を貯金しておくことで1年の猶予期間が得られます。

「いつでも辞められる状態」だと精神的に余裕が生まれますので、今の仕事で辛いことがあっても案外乗り切れます。

辛いからと言ってストレス解消のために爆買いやギャンブルなどで散財していると自分の首を絞めることになります。

再スタートのための一年を買うつもりで260万円貯金して下さい。
ブランド物の服や時計を買ってる場合ではないです。

尚、失業給付や減税措置等々入れればもっと少ない額になりますが
ケースバイケースで長くなるので割愛してます。

友人知人恋人の家に転がり込む

親も頼れない、貯金も無いけどすぐに辞めたい場合で頼れる友人知人恋人がいるならその家に転がり込んでください。

売れてない芸人やプロギャンブラーは高確率で稼いでる女性と付き合ってます。食えなくなった時の保険のためです。

同棲は相手との交渉次第ですが生活コストは安く抑えられます。不足分はアルバイトをして下さい。

日頃から頼れる人間関係を作っておくことがミソです。

借金する

上3つがダメなら借金する方法があります。

貯金の項でも書きましたが、どうにか260万円工面すれば1年の猶予がもらえます。その間に再スタートを切ります。

闇金融に金を借りたら終わりなので注意。
なるべく素人から借りること。親族全員に当たる、友人知人全員に当たる。
借金のコツを書いておきます。

 

借金のコツ

・お金を沢山持っていて甲斐性有る人に当たる

・返済プラン(再スタートプラン)を出来る限り具体化しておく

・利息は付かないように交渉する

・返済期限は延ばせるだけ延ばすよう交渉する

あなたに金を貸すことは、要するにあなたに対する投資です。

相手は最悪返ってこない金と思いながら貸してくるものです。

投資しても良い人間と思われるように自分をプレゼンする力が問われます。

もしかすると借金ではなく、返さなくて良いという人が現れるかもしれません。

その時はありがたく貰って、恩を返すようにしましょう。

生活保護を受ける

上4つがダメなら最後の奥の手が生活保護です
詳細は厚労省の該当ページを貼っておきます。

受給要件は色々ありますがざっくり言うと「親族に頼れない」「働けない状態」であることが必要です。

「働けない状態」はうつ症状があるなら心療内科に行って「うつ病」の診断を貰う。
「親族に頼れない」は、役所に頼れないことを言う。
これで生活保護を受けられます。

本当に今の会社を辞めて良いのか判断できない人の対処法

会社に行くのが辛くても、今の会社を辞めるべきかどうか自分では判断できない人もいるでしょう

判断ができないのは自分で退職の基準を作っていないからです。

ただ、その基準を作ることができないから悩んでいるわけなので、私が経験則で基準を提案します。

辞める基準は数か月単位で毎週日曜夕方が憂鬱かどうか

私の提案する辞める基準は「数か月単位で毎週日曜夕方が憂鬱かどうか」です
日曜夕方が憂鬱というのはいわゆる「サザエさん症候群」というやつです。
※週の開始が月曜日の場合

ポイントは“数か月単位で”毎週日曜夕方が憂鬱であることです。
仕事の波に乗っている人でも嫌なイベントが控えている週は憂鬱になることもあります。

断言しておきますが、慢性的に日曜日夕方が憂鬱であることは普通ではありません

普通の人は若干の溜息ぐらいはするかもしれませんが憂鬱とまではいきません。

「今週の仕事はどう料理してやろうか」とか仕事仲間に会えるのを楽しみにしているぐらいが普通のメンタルです。

実際に私もこの基準を参考に会社を辞めました。

入社1~3年目は適応障害の可能性有り、我慢するのも有り

とは言っても入社1~3年目の場合は学生からの環境ギャップで苦しんだり仕事に慣れておらず怒られることが多いので、元々強メンタルの人でも憂鬱になることは多々あります。

こういった場合は適応障害の可能性が有り、環境や仕事に慣れることで辛さが改善されていきます。若手社員あるあるといっていいです。

ただし、本当に労働環境が悪かったり上司や先輩がパワハラ気質だったりするかもしれないので親や友達などに事情を話して異常かどうか聞いた方が良いです。

「いやいや、それはよくあることだよ」とか「それはお前にも非がある」とか言われたら一旦は我慢してみて下さい。

入社5年目以上で仕事が辛いなら適性が無いと思って良い

入社5年目以上で仕事が辛いならその仕事や職場に適性が無いと思って良いです。ただし社内異動で環境が変わったり仕事内容が変わったりしている場合を除きます。

同じ仕事、同じ職場で5年続けて毎週日曜夕方が憂鬱ならば、その仕事・職場に適性が無いです。

5年続いたら6年目から変わることはそうそうありません。

その毎日をあと40年近く続けると想像して、耐えられますか。

あなたがもしアスペルガー症候群やADHD、HSPの特性を持っている場合、その特性に相反する能力を求められている職業を続けることは自分で自分の首を絞めているだけです

そういった特性の自覚が無い場合でも一度病院に行って診断してもらった方が良いです。
相当自分を客観的に分析できる人でなければ自覚できません。

たとえ上記の特性を持っていないと診断されても健常な人でも得意不得意はありますので
自分が得意とする分野に舵を切り直した方が楽しい人生になります

 

会社を辞めたら自分が欠陥人間ではないかと思ってしまう人の対処法

会社を辞めたら自分が欠陥品ではないかと思ってしまう人が大量にいます

今の仕事・職場に適応できていない自分を直視できていない状態であり、下記のような人がなりがちです。

・親が用意してきたレールに乗っかってきた「親のレール乗っかりタイプ」

・周囲に流されるように惰性で生きてきた「自分で決断したことないタイプ」

・学生までは成績優秀だった「勉強だけエリートタイプ」

 

3つとも若干の違いはありますが、共通点は「道から外れたことがない」ことです。

「新卒で入社した会社を辞めること=道から外れる」と考えてしまい、自分が普通ではない者になってしまうことを無意識に恐れています。

私も退職を決意するまではこのように考えていて、仕事が辛いのに辞める発想がありませんでした。

対処法は「道から外れること=普通ではない」という固定観念を消し去ることです

具体的な固定観念を消し去る方法を挙げておきます。

「道から外れること=普通ではない」固定観念を消し去る方法

・様々なタイプの人の話を聞く、本を読む、動画を観る

・それら見聞きした話を現実のものとして受け入れる

上に挙げた3タイプの人は、自分と全く異なるタイプの人を別世界の住人として認識しているケースが多いです。

ずっと一本道で来ているため、自分と同じ道を歩いている人間としかコミュニケーションを取って来なかったからです。

だから、自分とは違う道を歩んできた人の話を聞き、それが自分にも十分に起こりうる現実の話であると受け入れる必要があります。

なかなか会社に退職を切り出せない人の対処法

円満退職にしたいなら自分で切り出すしかないです。
上司が無理ならそのまた上司。
それも無理なら人事部へ。

しかし、円満でなくても良いならいくらでも方法はあります
退職届を上司の机に置いて逃げても良い。
退職代行に頼んでも良い。

ここら辺の方法論は別記事に詳しく書いているので読んでみて下さい。

夜逃げ退職術
今すぐに会社を辞めたいならこれをして下さい【夜逃げ退職術 徹底解説】

退職代行
退職代行業者の選び方を解説【3つに絞りました】

 

まとめ

会社に行くのが辛いのに辞められないのは社会人の永遠のテーマです。

私なりの回答を用意してみましたがどうでしょうか。

何を言っても最終的には自分で決断することです。

社会人になったら自分の身は自分で守って下さい。