仕事が辛い、会社に行くのが辛いという人へ。
周囲の人に仕事が辛いと相談した時に
「仕事は辛くて当たり前」
「我慢料=給料」
「人がしたくないことをしてはじめてお金がもらえる」
と返されたことがあると思います。
ネットにも多くのサイトで同じようなことが書いてあります。
だから、その言葉を信じて辛いのに耐えながら出社しているのではないでしょうか。
私は「辛いのに耐えながら出社するのはおかしい」と考えてます。
というのも、あなたは信じられないかもしれませんがこの世の中には仕事を楽しみにしている人が一定数いるからです。
当記事では「仕事が辛いのは当たり前」に対して反論しつつ、どうすれば仕事が辛いものではなくなるかについて一案を提示します。
なぜ「仕事が辛いのは当たり前」が蔓延しているのか
そもそもなぜ「仕事が辛いのは当たり前」という思想が蔓延しているのでしょうか。
単純な回答としては、仕事を辛いと感じている人が多いからです。その人達(以下「仕事辛い民」と称します)が毎日の仕事に耐えていくために「仕事=辛くて当たり前」と自分に言い聞かせて日々を乗り越えてきているわけです。
仕事辛い民は周囲の人で仕事に対して弱音を吐いている人がいたら同じように「仕事=辛くて当たり前」という論法で耐えさせるようにしています。だから世の中に蔓延しているのです。宗教に近いです。
なぜ仕事が辛いと感じるのか
さらに深掘りして「なぜ仕事が辛いと感じるのか」についても考えてみます。
仕事が辛い理由は人それぞれでしょうけど、私の方でざっと思い付いたものを挙げてみます。おおよそ一般的な感覚からは外れていないと思います。
仕事が辛いと感じる理由(例)
・やりたくないことをやるから
・できないことをやるから
・責任を負わされるから
・人間関係が面倒だから
・自分の時間を犠牲にするから
・労力の割に貰える給料が少ないから
・労働時間が長いから
・何かと怒られるから
仕事が辛いことを語っているサイトをざーっと見回しましたが、大体辛い理由として書いてあることは上記でカバーできているようです。
仕事が辛い状況に対する対処法
こうやって具体的に仕事が辛い理由を挙げてみると分かるのですが、一つ一つをよく考えれば対処法があるんですね。
ちょうど逆張りにするとそれが単純に対処法となります。上で挙げた例に対し一つ一つ逆張り対処法を書いてみます。
・やりたくないことをやるから
⇒やりたいことだけやるようにする
・できないことをやるから
⇒できることだけやるようにする
・責任を負わされるから
⇒責任を負わなくて良いことをやる
・人間関係が面倒だから
⇒人間関係の無い仕事に変える
・自分の時間を犠牲にするから
⇒自分の時間を確保できる仕事に変える
・労力の割に貰える給料が少ないから
⇒労力に見合った給料がもらえる仕事に変える
・労働時間が長いから
⇒労働時間の少ない仕事に変える
・何かと怒られるから
⇒怒る人がいない環境に身を置く
これらの逆張り対処法に共通することがあるのですが分かるでしょうか?
対処法の共通点は「変える」ということです。これ、超重要。
今の状況から「変える」ことが最大の対処法になると私は考えてます。
「仕事が辛いのは当たり前」は現状維持体質で行動力皆無人間の思想
前項では「変える」ことが最大の対処法だと述べましたが、「そんなもん分かってるわ。それができないから辛いんだ。」という人が大量発生していると思います。
その気持ち非常によく分かります。だって「変える」ことは労力も必要で且つ望む結果が得られるかも分からないリスクを伴うからです。
ただ逆に言えば、変えることに労力を割けず、リスクを負えない人は「仕事が辛いのは当たり前」の状況からは一生脱せません。
「仕事が辛いのは当たり前」から脱するには、現状を変えるために労力を割き、リスクを負わなければ無理です。
要するに、世の中「現状維持」を優先する人が圧倒的に多いということです。現状維持を最優先にするから、仕事が辛いと感じても「仕事が辛いのは当たり前」と言い聞かせてそれなりのところで生きてる。
私はそのような人を「現状維持体質の行動力皆無人間」と呼んでます。それで満足してるなら特に何も言いませんし、これは人間の本能だからしょうがないです。人間は習慣で形作られる生き物なので、習慣を変えることに強烈なストレスを感じるのです。行くも地獄、行かないも地獄、どのみち地獄なら行かないで良いかという状態です。
結局、現状を変えるという強烈なストレスに立ち向かわない限りは、今の辛さを延々受け止め続けるしかないのです。
世の中ってうまいことバランスが取れてるなと思います。
月曜日が待ち遠しいくらいがちょうど良いという話
・仕事は辛いのが当たり前
・日曜日の夕方は憂鬱で当たり前
こんな風に考えている人は下記のYOUTUBE動画を観てみて下さい。価値観が変わる可能性が有ります。
マコなり社長というIT関連会社社長が、日曜日が憂鬱であることを当たり前のように受け入れている人に対し「それは違う」と言っている動画です。
この動画なんかは私が言いたいことを丸々言語化して喋ってくれています。
当のマコなり社長自信は「月曜日が待ち遠しい」と思っているようです。
私なんかは会社員の頃は同じ会社内で計10個の部署を異動してきましたが、月曜日が来てほしくないという時もあれば、早く仕事がしたいなと言う時もありました。「仕事が辛いのは当たり前」は当たり前ではないのです。
楽しい事と辛い事の割合も重要
これまでの私は「仕事が辛いのは当たり前ではない」と主張してきましたが、100%辛くない仕事というのも現実的ではないです。割合の問題です。
例えば私は家でひたすら執筆をするような仕事をしていて比較的ストレスフリーではあるものの、やはり毎日のようにパソコンを打っていると終わりの無いマラソンのように感じて苦痛になる時はあります。
ただ、それも全体で考えれば1割ぐらいのストレスであって、会社員の頃のように9割ストレスではないです。ストレスに感じる要素は全体の1~2割ぐらいに留めておくのが経験上一番良いです。
ストレスに感じる要素は仕事全体の1~2割ぐらいがちょうどいい
辛いことが10割だと定年まで続くわけがない
恐らくこの記事を読んでいる人は仕事の10割が辛いことになっているのではないでしょうか。辛過ぎてストレス過多になっていなければこの記事を開かないと思います。
そんなストレス過多の人たちは、その状態があと30年~50年続くと考えたことはありますか。普通に考えたら無理ですよ。続くわけがない。
一番最悪なのが、中途半端に続けてしまい、転職市場での価値が低くなった時(35歳以降)に限界を迎えて辞めることです。もう最悪ですよ。嫌々やってきた仕事で身に付くスキルはたかが知れてますから。後が無くなります。
もしあなたが35歳以下で仕事が超絶辛いなら即刻転職や独立を考えて下さい。
それがあなたの今後の人生をハッピーにします。
35歳以下で仕事が辛いなら転職や独立を考えた方が良い
こんな症状が出てたら即刻退職した方が良い
ついでにですが、仕事で相当追い込まれている人は自分の身体が悲鳴を上げていることに気付かない場合があります。こんな症状が続いたら危険だということをまとめた記事を作成してますので参考にしてみて下さい。
この症状が続いたら異動・休職・退職のサイン9点【対処しないと危険です】
詳しくは上記記事内に載せてますが、危ない症状はこんな感じです。
・眠れない、寝ても早起きしてしまう
・食べ過ぎてしまう、逆に喉を通らない
・急に涙が出てくる
・瞼が痙攣する
・朝起きた時の絶望感半端ない
・出社時吐き気、腹痛、眩暈、動悸
・日曜夕方が憂鬱
・休日は寝てばかり
・些細なことでイライラする・落ち込む
これらが慢性的になっている人は心療内科に行って診察してもらうことをオススメします。
退職を検討したくなったら
ここまで読んでいただいてもし退職を検討したくなったら、当ブログでは「即日退職したい人」「円満に退職したい人」「退職代行を使いたい人」に対してそれぞれ実現に向けてサポートする記事を書いてますのでご一読下さい。
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