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仕事が人手不足で辞められない時の考え方【社畜根性を見直しましょう】

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退職したいと考えていても、人手不足でなかなか辞められないという人は多いでしょう。
会社に対して恩を感じてしまっているとか、責任感が強い人に多いです。

元来、会社がどれだけ忙しくてもあなたが辞められないというのはおかしいということは理解しておいて下さい。極端な話、人手不足だから辞められないって言ってたら、じゃあいつ辞められるのって話になります。

それはもう奴隷です。
憲法で「職業選択の自由」が定められていますが、完全に違反してます。

会社は常に人手不足な状況にしておけばあなたのような従業員が辞めないのですからウハウハです。人件費は節約できるわ、退職者も出てこないわで、経営者からしたら搾取ここに極めりといった感じです。

そんな責任感が強い社畜根性満載のあなたに、当記事では人手不足で辞められない時の考え方を提示しますので参考にしてみて下さい。

なぜ人手不足で辞められないと思ってしまうか、分解して考える

あなたはなぜ人手不足だと辞められないのでしょうか。色々と漠然とした不安を抱えているのでしょうが、そういう時は不安要素を一つ一つ分解して考えるのが得策です

恐らくは下記のような不安があると推測します。

その①:自分が辞めて会社が回るのか不安
その②:残された同僚にどう思われるか不安
その③:会社に報復されないか不安

これら不安要素について各々不安に思わない考え方を提案してみます。

尚、こういった分解して考える思考法は仕事で非常に有用です。
下記にYOUTUBE動画を貼っておきますので観てみて下さい。(私の動画ではありません。)

その①:自分が辞めて会社が回るのか不安

自分が辞めることで会社が回るのか不安という方は安心して下さい。

会社はあなたがいなくても回ります。

例えばあなたが万が一交通事故にでもあって出社できない状態になった時、会社はどうなると思いますか。普通はいなくなったらなったで何とかなります。組織とはそういうものです。

どの道一人いなくなっただけで屋台骨がぐらつくような会社は遅かれ早かれ潰れますから気にしなくて良いです。

むしろあなたが辞めるという判断に至ったのは正解だったということになるでしょう。

そもそも会社が回らなくてもあなたに責任はありません。あなた一人が辞めただけで傾くような仕組みにしていたということは会社側にリスク管理能力が無かったということです。

また、あなたが社長や役員でもないのなら会社の経営のことを考えるのはキツイ言い方をすれば領域侵犯です。会社の経営のことはいち従業員が考えなくて大丈夫です。

・あなた一人がいなくなっただけで回らない会社は遅かれ早かれ潰れる
・あなたが辞めて会社が回らないのは経営責任である
・会社の経営をあなたが考える必要はない

その②:残された同僚にどう思われるか不安

お次は残された同僚に申し訳ないという不安について、解消する考え方を提示します。

まず第一に職場の同僚というのは相当にプライベートで付き合いが無い限りは退職したら一生会いません。だから縁を切るつもりで考えてヨシです。

退職後の人間関係がどうなるかについては別途記事を作ってますので読んでみて下さい。

酷い言い方をすると、職場の同僚なんてゲームでいうところのNPC(ノンプレイヤーキャラクター)です。これから退職する会社のこと、同僚のことなんて考えるだけ何のメリットもありません。

ただこういう考え方に嫌悪を感じる方もいらっしゃると思います。

そんな人は、心を鬼にして自分を優先して考えるようにして下さい

何かを得ようとする時は捨てなければいけなものがあることを頭に入れておいた方が良いでしょう。

・同僚なんて大した縁じゃないから気にしない
・心を鬼にして自分を優先する
・何かを得たければ何かを捨てないと無理です

その③:会社に報復されないか不安

人手不足な状況で無理やり辞めたら会社から何らかの報復を受けそうで怖いですよね。

一番ありえそうなのが損害賠償懲戒解雇です。

結論から言いますとこの2つとも考えなくて良いです

理由を説明します。

仮に会社が損害賠償を請求したいとしたら、会社はあなたが辞めたことと受けた損害の因果関係を立証する必要があります。この因果関係の立証が非常に困難で、且つ裁判になっても基本的に労働者を守るようになっているので、あなたが賠償金を払うということはまず無いです。0%に限りなく近いです。

もう一つの懲戒解雇は、損害賠償よりさらに0%に近いです。

基本的には犯罪クラスのことをしない限り懲戒解雇はあり得ません。

ですので、会社からの報復は基本的には気にしなくて大丈夫です。

ただそれでも不安に感じる場合は退職代行を使えば自力で退職するより安心ではあります。注意点としては必ず労働組合か弁護士の運営する業者を選んでください。

退職代行の選び方については別途記事を作ってますので参考にしてみて下さい。

退職代行業者の選び方を解説【3つに絞りました】労働組合・弁護士の運営母体を選ぶべし

・報復される可能性は損害賠償か懲戒解雇
・二つともほぼ0%、気にする必要は無い
・どうしても怖いなら退職代行に依頼する

上司に引き止められたら

人手不足な状況で上司に退職を告げると、必ず引き止めを食らうはずです。

そんな時の対処法を記事にしてますので読んでみて下さい。

会社にNOとは言わせない退職理由7選【引き止め・遺留対策】工夫が必要

詳しくは記事を読んでもらいたいのですが、シンプルに言えば、今すぐ辞めなければいけない理由を伝えればOK。例えば親が倒れたから介護を今すぐにでもしないとマズイ、とかです。

まとめ

当記事の内容をかなり大きく要約しますと下記の通りです。

・会社はあなたがいなくても十分回る
・会社の経営のことは社長でもないんだから考えなくてヨシ
・同僚なんて気にしなくて良い、もう一生会わない
・会社の報復が怖いなら退職代行に依頼する

会社はあなた一人がいなくても十分回りますし、回らないのであれば会社のリスク管理が不足していた証拠で、そんな会社は辞めた方が得策です。

また、あなたは従業員ですから、会社の経営なんて考えなくても良いのです。キツイ言い方をすると領域侵犯です。

同僚に申し訳ないとか思ってたら、どれだけその同僚と仲が良いか今一度じっくり考えてみて下さい。仕事上の付き合いしかないなら退職後は100%一生会いません。仮にプライベートで付き合いがあったとしてもお互いに誘い合う仲でもなければこれも一生会いません。同僚は捨て置いてOKです。自分を最優先に考えて下さい。

会社からの報復が怖いといっても、損害賠償や懲戒解雇はまずないと思って大丈夫ですが、それでも怖ければ退職代行を使って第三者を入れて退職して下さい。弁護士運営や労働組合運営のお退職代行業者ならトラブルなく辞められるはずです。

いかがでしょう。これで一歩退職に近づけたのではないでしょうか。

尚、当ブログでは退職に特化してあれやこれやと退職術を語っていますので
もしよろしければ記事一覧から興味のある記事を読んでもらえたら幸いです。