円満退職 PR

退職決定後から最終出勤日までの辛さを解説

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当記事の対象読者:
既に会社との退職交渉が完了し最終出勤日を待っているが、期間が長くて辛い人

読後の状態:
辛くても耐えられるようになる。若しくは即日退職に切り替えることを検討する。

退職交渉完了後は引継ぎや書類の整理整頓をしながら最終出勤日を待ちます。最終出勤日までの期間の統計情報など無いので分かりませんが、想像するに数日間の人は少なく大体は1か月や3か月は待つ人が多いと思います。

その期間は非常に辛いもので、周囲の人で冷たくしてくる人はいますし、新しい仕事も飛んでこない。目の前の仕事をやっても身が入らない。言ってしまえば疑似窓際族をやっているようなものです。

今までバリバリに仕事をしてきた人にとっては数日間でも正直キツイです。

そんな状況に置かれているあなたに対して私がアドバイスを申し上げます。

尚、他サイトで謳っているような生易しい気休めのアドバイスをするつもりはありません。私も一旦は引継ぎ期間を経験して辛かったので「退職 引継期間 居辛い」などで検索してサイトを色々見ましたが、「次の仕事に繋がるように毎日を過ごす」とか「同僚との時間を大切にする」とかばかり。

言い過ぎかもしれませんが、少なくとも私には全く刺さらず、B級恋愛ドラマを観ているような気分だったことを覚えています。

当サイトでは引継ぎ期間の辛さに対する私なりの回答をお伝えします。
引継ぎの仕方などは書いてないので悪しからず。

なぜ最終出勤日までの期間は辛いのか

まずはなぜ最終出勤日までの期間が辛いのかを整理します。
少なくとも私はこのような辛さを感じていました。

なぜ最終出勤日までの期間は辛いのか
・その仕事をこれ以上する意味が見出せない
・新しい仕事は周囲に振られるので嫌な顔をされる
・一部の同僚が明らかに冷たくしてくる
・いちいち周囲から次の仕事を聞かれ、上から目線で説教される

一つ一つ解説していきます。

その仕事をこれ以上する意味が見出せない

引継ぎ期間とは言ってもある程度の残務処理はする必要があります。
業種によっては最終出勤日までバリバリ仕事を回されることもあるでしょう。

転職先や独立後も同じことをやるのであれば次に繋がるスキルアップという見方もできます。しかし次の仕事が全く別業種であれば、現実問題全く身が入りません
今後一生やるわけがなくスキルアップする必要が無いからです。

私個人としては物流会社を辞めてフリーライターになる予定でしたのでこれが一番辛かったです。「もうやる意味ないよな・・・・。」としか思えず辛かったです。

新しい仕事は周囲に振られるので嫌な顔をされる

もう辞める身ですから基本的には新しい案件の仕事は飛んできません。
今まで自分に来ていた新規案件は周囲に振られるようになります。

後任の人員補充がある場合はまた別ですが、人員補充が無いのなら周囲の人間にあなたが本来やるべきだった業務がそのまま負担となって乗っかってきますので良い気分で受け入れてくれる人は稀です。誰だって嫌でしょう。

嫌味の一つや二つ言われます。言われなくても表情で分かります。

これも辛い。

一部の同僚が明らかに冷たくしてくる

今まで仲良く喋っていたと思っていたのに明らかに冷たくしてくる人がポロポロ出てきます。自分の負荷が増えてイライラしているのが丸分かりなことが多いです。

それと今までは同僚であるから仲良くしていただけであって、辞めるのであれば私達はそれまでの関係ですよと暗に示してきているわけです。これもなかなかに辛いものです。

いちいち周囲から次の仕事を聞かれ、上から目線で説教される

書いてある通りですが、周囲から「次はどうするの?」と必ず聞かれます。こちらを鼓舞する言葉を掛けてくれる人ばかりなら良いですが、そうはいきません。

いちいち上から目線で「考え直した方が良い」「そんな甘い考えじゃ無理」「あれは知ってるの?これは調べてるの?」と説教してくる輩が一定数出てきます。

あなたの何倍・何十倍も考えて言ってくれてるのなら聞く価値がありますが大体はそんなことありませんので聞く必要はありません。今人生の岐路に立たされているあなた以上にあなたのことを真剣に考えている人なんてまあいませんから、安心して下さい。

例えばですが、私は退職を決意する前から毎日、退職や次の仕事に関する情報を本やインターネットで大量に収集していました。それを知らず、何も調べてないのに一般論でこちらの鼻先を折ろうとしてくる人が一定数でてきて、大体は喧嘩になりました。その後は着信拒否、LINEはブロックで絶交です。13年間まあまあ仲が良かった同期もおせっかいに上から目線で物申してきたので同様の処置をしました。

会社に残る人間と去る人間では思考回路が違い過ぎて会話が合わないと思って下さい。

辛いというより、単純にイライラします。

円満退職を目指しているのなら耐えるしかない

円満退職を目指しているのなら会社の望む引継ぎ期間を経て、挨拶等もろもろ社会人の責務を全うし、ひたすら耐えるしかないというのが私の結論です

というのも、そもそも円満退職は労働者が自分の時間を犠牲にして会社になるべく損をさせないための辞め方であり、それを選択したのならしたでグダグダ言わず責任を全うしなさいと考えるからです。

私としては、退職を選択した時点で会社に大きな損害を出させているのだから円満退職など目指さずにさっさと去れば良いと考えてます。

労働者側からすれば辞めたいと思った時に辞められるのが一番良いことは間違いないでしょう。でなかったら誰もお金を出してまで退職代行など使いませんから。例えば引継ぎの期間が3か月あったら、その期間はあなたにとって有意義ですか。まず間違いなく辛い期間になると思います。

そもそも論、本来、寿退職でも定年退職でもない中途退職が円満にいくわけないです。不満が無かったらその会社辞めてませんよ。嫌ならさっさと去れば良い。それが当サイトのコンセプトです。

以上のことから円満退職はあくまで会社のためであることをよく理解してください。
あなたのためではないです。

ここまで説明しても円満退職を選択するのなら、最初に申し上げた通り最後まで責任を全うするしかないです。「次の仕事に繋がるように毎日を過ごす」とか「同僚との時間を大切にする」とかいう説得力に乏しいテクニックで自分を慰めながら辛い期間を過ごしてください。

辛口なことを言いますがこれが本心です。
グダグダ言わずにしっかり引継ぎをして下さい。
覚悟を決めることです。

最終出勤日までの辛い期間が嫌なら即日退職に切り替えてしまう

円満退職を目指したものの、非常に会社に居辛いことが分かった人に伝えたいです。そのまま最終出勤日まで嫌な気分で過ごしたくないなら即刻、即日退職に切り替えて下さい

即日退職というのは、具体的には言葉が悪いですが「バックレ」のようなものです。
尚、本当にバックレると無断欠勤で懲戒解雇になりますのでしっかりと上司に休むことは伝えないといけません。

具体的な手順については別途記事を用意してますので読んでみて下さい。
①「会社に明日から行かない」を可能にするには【知識とノウハウまとめ編】

今更そんなことできないという人は最終出勤日までしっかり引継ぎをして綺麗に辞めたら良いです。責任を全うする勇気、全うしない勇気という話です。

あなたが会社に不満があって辞めるなら、あなたに退職を決意させた会社に責任があります。その会社のためにこれ以上身を粉にして貢献する必要はありません。

引継ぎをしないことで損害賠償請求を受ける可能性があるなら最低限、損害が出ると分かっている案件は引き継いだら良いです。まともな会社ならそうそう損害賠償請求はしてきません。泣き寝入りしてくれます。

あなたの会社がパワハラ上等だったら退職代行業者か弁護士に依頼してください。
退職代行については別途記事を用意してますので読んでみて下さい。
退職代行業者の選び方を解説【3つに絞りました】労働組合・弁護士の運営母体を選ぶべし

私の実体験を述べておきます

私も過去の退職時に、最初は何も考えず円満退職を目指しましたが(というより退職のことをよく知らず、それしか方法が無いと思っていた)、最終出勤日を私の希望より2か月も後にされてしまいました。さらに最初にも述べたように非常に気まずく居辛い雰囲気があり、これがあと2か月も続くと思うとゾッとする感覚になりました。

次にやりたい仕事の準備をしたくてウズウズしていたし、そもそも私に退職を決意させたのは会社のサビ残強制とパワハラがあったので、そんな会社にこれ以上貢献する必要は無いと判断し、夜逃げのように去りました。
この体験談は別途記事を用意してますので読んでみて下さい。

自力即日退職した体験談を赤裸々に述べます【その1】怒りこそパワー

自力即日退職した体験談を赤裸々に述べます【その2】終わってみるとあっけない

人事部長と労働組合への内部告発もおまけでしておきました。

去った後は快適そのものです。自分の人生における2か月を手に入れたわけです。

円満退職より、できる限りさっさと去った方が良いです。間違いないです。

おわりに

この記事で言いたいことをまとめます

まとめ
・円満退職を目指すなら辛いとか言ってないでしっかり引継ぎをすること
・辛いのが嫌で仕方ないなら退職代行でも使ってさっさと去ること

人によっては嫌悪を感じる内容であったかと思いますが
私なりに真理を突いた話なのではないかと考えてます。

生ぬるくアドバイスしているサイトと私のサイトを読み比べて
自分に刺さる方を参考にして下さい。