・退職後の生活費って実際どのくらいになるの
・税金とか年金とか保険とか分からな過ぎて草
・退職してからはじめて分かる出費があったら困る
という状態の人に、私の全知識を公開します。それも分かりやすく。(多分)
退職後の生活費が分かると、結構安心して会社を辞められるものです。
それと
単純に「(失業給付+退職金+貯金)÷毎月の支出額」が、あなたが無収入でいられる期間です。
この無収入でいられる期間が正確に分かると、かなり気がラクになります。
極端な話、5年間無収入でいられる期間があれば、その間に難関資格を取るとか、ゼロからビジネスを起こすことも完全に視野に入ってきます。
逆に、無収入でいられる期間が分かってないと、変に焦ってろくに企業調査もせずにブラックな会社に入ってしまう可能性が高いです。
自分の生活費を把握するということは退職後の方針を考える上で大事な指標になるので、当記事を読んで把握できるようにしてみて下さい。
退職後の生活費は何があるか
恐らくゼロから生活費を挙げ出すと訳が分からないし、抜けが出てくるかもしれませんので、一般的な項目を挙げてみます。
一般的な生活費一覧
<お国に払う>
所得税
住民税
国民年金
国民健康保険
<車関係>
自動車任意保険
車検代
自動車税
重量税
駐車場代
<保険>
生命保険
医療保険
ガン保険
<インフラ>
スマホ
ネット
水道
ガス
電気
NHK
住宅ローン(住居費)
固定資産税
<その他>
食費
衣料費
本代
タバコ代
奨学金返済
これ実はまんま私の生活費の項目です。一般的な生活をしているので結構な人に当てはまると思います。
この一覧表と比較して、自分に合わせてアレンジしてみて下さい。
月々掛からない費用は月割で計算して下さいね。(車検代とか)
ちなみに私のことを話させてもらうと、退職時点での生活費は全部で35万円/月です。住宅ローンが10万円/月あり、めちゃくちゃ重い。
失業給付と退職金と貯金を合わせると貯蓄は大体600万円で、600万円÷35万円で17ケ月、私が無収入でいられる期間は17ケ月となるわけです。
もう会社員なんか嫌だと思っている私は個人事業で生計を立てていくつもりですが、17ケ月では絶対35万円なんて稼げないと思ったので、家は売却、保険も全て解約し実家に帰る予定です。
実家だと住居費や水道光熱費などが丸々浮くので、毎月の生活費は13万円まで下がります。
600万円÷13万円で46ケ月(約4年間)は無収入でいられます。尚、税金関係は所得から計算されるので、無収入生活3年目にはゼロになり、生活費は恐らく8万円程度になります。
流石に4年間以上猶予期間があれば個人事業で13万円は稼げるでしょう。最悪個人事業で芽が出なくても軽いバイトでも暮らせて行けます。
とはいっても所謂「こどおじ(子供部屋おじさん)」は嫌なので、月収30万円を目指し、30万円を達成したらまた親元から離れ、再婚し家庭を築くことが今のところの人生の目標です。
と、こんな感じで、生活費を正確に把握できれば削るべきところが分かり、先行きがそんなに暗くも無いということも分かったりします。
ただこの一覧の中でもあなたが分からないのは税金の部分だと思いますので、次項で簡単に解説します。
退職後の税金がいくらになるのかざっくり解説します
まず所得税と住民税はどうやって把握するのよ、って人には下記のサイトを紹介します。サイト内下の方の計算フォームに年収を入れると所得税と住民税を計算してくれます。ありがたや。
【早見表・計算フォームつき】年収300万円~5000万円の手取りを解説
これで所得税と住民税はざっくり把握できました。
お次は国民健康保険料です。
これは新宿区のサイトですが分かりやすい早見表があるので参考にして下さい。
この早見表を見てビビった人が多いと思います。
国民健康保険料ってめちゃくちゃ高いんですよね。
保険料を払わない人がいるのも納得の金額です。健康な人からするとアホらしいと感じてしまうかもしれません。
国民年金は一律16,610円/月(令和3年度)です。
これでお国に払う分は把握できたかと思います。
サイトに行くのすら面倒だと思う人の為に、日本人の平均年収で算出してみましたので、この数字を当てはめても良いと思います。
日本人平均年収433万円で計算
<月当たりの税金>
・住民税 8,200円
・所得税 17,000円
・国民健康保険 32,000円
・国民年金 16,610円
合計 73,810円/月
めっちゃ高いですよね。
年収の計算範囲は税金によって色々なんですが、ざっくり辞めた直後から1年はこの金額を払うものだと思って下さい。
耐えて耐えて、前年の所得が0円になれば所得税も住民税も0円、国民健康保険は数百円になります。
一応言っておきますけど、高年収貯金0円で退職すると税金で破産しますので注意して下さい。
仕事が辛い人ほど貯金するべし
退職後の生活費が分かれば安心して辞められるとは言いましたが、それは貯金があってこその話なんですよね。
仕事が辛いからとストレス解消で散財していると一生会社を辞められません。
パチンコとか飲み会に行ってる場合じゃないんですよ、実際。仕事が辛い人はそれこそ貯金をした方が良いです。これは間違いないです。
最初の方で私のことを話しましたが、親元にいて600万円の貯金があれば4~5年の猶予期間が貰えます。4~5年という期間は、使い方次第で大きなことができる時間だと思います。仮に2年でも、1年は完全に休んでリフレッシュし、1年を転職活動に使うという考え方も有りです。
このリフレッシュ期間は非常に重要で、私は今のところ半年間休んでますが、退職前では考えられないくらいにエネルギッシュになり、夢や希望に溢れています。
今後の仕事について、あれもやってみたい、これもやってみたいとなってしまって、全部が中途半端になってるぐらいです。
ちなみに一人暮らしの方が2年の猶予期間を入手するためには大体400万円ぐらい必要です。親元にいるのなら200万円。
貯金が厳しいのであれば、せめて休みの日は副業の修行をするとかで、無職になってもどうにかなる手段を身に付けておくと良いでしょう。仕事が辛いからって散財してたら、一生そのまんまです。
今の仕事で辞める気は全くないというのなら貯金はしなくても良いと思います。
タバコ代は簡単に3分の1にできる
かなり限定的な話になりますが、タバコ代を3分の1にする方法を解説しておきます。
私はこの方法を実施する前は1日1箱吸ってました。
500円 X 30日=15,000円/月 です。
これが現在は5,000円/月で済んでます。
どうやるかというと、ヴェポライザーという道具を使います。AMAZONで買えますがちょっと高くて8千円ぐらいします。とはいっても1か月で元が取れます。
一言で言えば加熱吸引器具です。タバコ葉を入れて吸ったりします。
このヴェポライザーに、紙巻タバコを3分の1にカットして入れて吸うという方法です。
紙はそのまま入れて大丈夫です。
20本入りのタバコなら、単純に60回は味わえます。
私は手でちぎってますが、しっかりはさみを使えば4分の1でもいけると思います。長い「100’S」だと5分割ぐらいいけるでしょう。そうなると3,000円/月になります。
吸い心地は、煙は少ないのですがキック感はしっかり有り、ニコチンもがっつり摂取できます。(煙が欲しい場合はグリセリンを吹き付ける方法があります。)
タバコの風味にこだわる人には向いてませんが、単純にニコチンを摂取したいだけという人には刺さるでしょう。
私が使っているヴェポライザーはこちらです。
まとめ
まとめます。
・「(失業給付+退職金+貯金)÷毎月の支出額」が無収入でいられる期間
・無収入でいられる期間が分かると安心する
・税金はめっちゃ高いので覚悟するべし
・仕事が辛い人ほど貯金するべし
ここまで読んだ方の中で今すぐに仕事を辞めたくなったという人は当ブログで即日退職方法を解説しているので読んでみて下さい。(当ブログは即日退職方法論がメインコンテンツです)
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