即日退職 PR

即日退職の手順を解説【要点は5個】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

一日でも早く退職をしたいというあなたへ
結論から言うと即日退職は可能です。

例えば有給休暇が14日間以上ある正社員の方でしたら

「はいもう辞めます、明日から有給休暇消化しますわ。」
と上司に伝えれば良いのです。

面と向かってでも電話でもメールでも。なんならLINEでも
それなのに世の中には

  • 上司に退職したいと言えずウジウジしている人
  • 退職日を先延ばしされ居辛い状況で数か月過ごし時間を浪費する人
  • 遺留を掛けられて決心が曲がってしまう人

が大量発生しています。日本に8000万人ぐらい。

この記事ではそんな人たちに即日退職が可能であることを説明します。

ここでいう即日退職とは法的にその日を退職日とするのではなく
即日で最終出勤日とし、退職日は14日後以降とする意味で使っていますので
ご注意ください。

即日退職についての法律的見解や実際の手順は他サイトでも解説があります。
しかし実際に即日退職した身で思ったのは
どのサイトも見識者が涼しい顔して机上の空論を並べているのが目立ち
読んでいるこっちとしては
「いやなんか淡々と条文書いてくれてるけどそうじゃないんだよ・・・」
という気持ちでした。

知識は付いても最後に背中を押してくれる
気持ちのこもったサイトがありませんでした。
当サイトでは即日退職に必要な知識や方法は当然説明しますが
実行時の「気の持ちよう」
にも寄り添うことをコンセプトとしています。

尚、別記事で退職代行業者の選び方を解説していますので読んでみて下さい。
退職代行業者の選び方を解説【3つに絞りました】労働組合・弁護士の運営が良いです

 

即日退職は可能、必要なことと考え方は5個です

即日退職が可能であることを説明するうえで
まず即日退職で必要なことを挙げていきます。
これを理解することで、即日退職は夢の話ではなく
明日にでも実際に退職してやろうという気になると思います。

即日退職で必要なことはズバリ5個あります。

即日退職で必要なこと5個

  1. ビビらないこと
  2. 職場の同僚のことは考えないこと
  3. 「社会人マナー違反」「常識外」といった意見に耳を貸さないこと
  4. 少しの法律知識
  5. 少しの準備

私が実際にやった即日退職を通して必要だと感じたことは上記の通りです。

特に3つ目の「社会人マナー違反」「常識外」といった意見に耳を貸さないこと」が
絶対に無理だというたいそう大人な方達が多いとは思います。
しかしこの記事を読むことで少し考えが変わるかもしれません。

それぞれについて説明していきます。

即日退職で一番重要なのはビビらないこと、決意です

このサイトを読み込むことで即日退職の方法や知識は身に付きます。
理論上はすぐに辞めても良いんだと考えられるようになります。

しかし最後にそれを阻むのが自分の心です。

実際にやるとなると、正直かなりビビります
普通の人なら強烈な不安が襲ってきます。
決行日前日は私も眠れませんでした。
そしてやったあとも数日間は不安が残ります。

このビビり状態の時にするべきことは
会社を辞めたい理由と、辞めた後の理想の生活をよく考えることです。
漠然とした考えでは心が揺れ動いてしまうので
コツはノートに書くことです。

ビビらないように自分の考えをノートに書く
・会社を辞めたい理由
・辞めた後の理想の生活

 

例えとして、私が新卒から13年勤めた会社を辞めようと考えた時に
ノートにまとめた「会社を辞めたい理由」を挙げてみます。

<会社を辞めたい理由>
・出世するにつれて辛くなるのが目に見えている
・責任に耐えられるほど自分はメンタルが強くない
・そもそもそんなに向いていない。適性が無い中で今まで工夫してきただけ。
・これがあと30年、40年と続くと思うと気が滅入る
・専門的に何かを延々やる方が能力的には向いている
・そもそもこの仕事に魅力を感じてない、好きではない
・管理職の人を見ていると辛そう。自分が管理職になるのは嫌だなと思う。
・優秀な後輩も多く、今後はその人たちと比較されるのが目に見えている
・自分の上に誰かがいる状態がそもそも単純にストレス、指図されたくない
・もっと楽しい道があるのでは?と常に考えてしまっている
・中途半端なキャリア形成になっていて専門的にやっている人に勝ち目が無い

まだまだあるのですが、ざっくり私の退職理由はこんな感じでした。
あなたも思いつく不満や不安などを全て書き連ねてみてください。

一方、「辞めたあとの理想の生活」も同じくノートに書きます。
例のごとく私の書いたことを挙げておきます。

<辞めたあとの理想の生活>
上司や部下がいない仕事でストレスフリーな仕事がしたい
いつ寝てもよくて、自分のペースでできる仕事が良い→在宅ワーク
月収は30万円ほど目標
在宅なら犬や猫が飼いたい

この「会社を辞めたい理由」と「会社を辞めたあとの理想の生活」を書いておき
心に迷いが出た際にあらためて読み返すと
軸がブレることはなくなります

ビビらなく平常心でいられます。

逆に全く書けないという人は、本当に自分が辞めたいと考えているのか
ただの気の迷いではないか、もう一度よく検討してください。

即日退職では職場の同僚のことは考えないこと

恐らくあなたは急に自分がいなくなったら
職場の同僚に迷惑を掛けてしまうと思うのではないでしょうか。

この他人軸の考えがまず間違っています。

あなたが退職を選択した時点で既に職場の同僚は迷惑なのです。

例えば後任がいるとした場合も、後任の人はあなたの退職に振り回された身で迷惑だし
全てを後任へ引き継げず、その分周囲へ負担がかかることがあるでしょう。

退職が3か月後だろうと、今日だろうと、迷惑なのは一緒です。

寿退社と定年退職以外で円満退職はあり得ません。
必ず遺恨やそれに近いものが残ります。

そもそもあなた一人が抜けただけで
周囲が大変な状況になるような体制にしていた会社に責任があり
あなたに一切の責任はありません。

また、仲の良い同僚に迷惑を掛けて縁が切れるのが怖いとも思うはずです。

この考えも間違っています。

あなたが人生を変える決断をした時
新しい船出を祝ってくれるのが仲の良い同僚としてあるべき姿です。

あなたが苦しくて会社を辞める時
サポートしてくれるのが仲の良い同僚としてあるべき姿です。

あなたの退職を迷惑がってくる同僚は縁が切れてしかるべきです。

仲が良かったと思っていたとしても、退職したら共通のコミュニティが無くなり
ほとんど会わなくなると思ってください。

人間関係とはそんなもんです。

私は人間関係をフィルター掛ける良い機会だと思っていました。

「社会人マナー違反」「常識外」といった意見に耳を貸さないこと

即日退職を検討しているというわけですから
恐らくあなたは「精神的、身体的に辛い」「早く別の道に進みたい」
と強く思ってるのではないでしょうか。

特に「精神的、身体的に辛い」である場合は
この目に見えないしょうもないルールを気にしている場合ではないです。
すぐに会社を辞めるべきです。
うつ病にでもなって自殺するようなことでもあったら
文字通りそこで人生終了です

また、これら「社会人マナー違反」「常識外」をあなたに言ってくる人は
ほぼ間違いなくあなたのことを割とどうでも良い存在と思ってます
あなたのことを大事に思ってる人は
まずあなたの「精神的、身体的に辛い」「早く別の道に進みたい」
という気持ちを汲み取るはずです。

私の時もそうでした。
真剣に考えてくれる人は「自分で覚悟を決めてるなら、早く辞めた方が良い」
と言ってくれるものです。

真剣に考えてくれない人は「社会人マナー違反」「常識外」
としてあなたの考えを一蹴してきます。
そのような人の意見は一切聞かないでください。

即日退職で必要な法律知識とは何か

法律違反をしてしまうと自分の立場が悪くなってしまいます。
押さえるところは押さえていないと痛い目を見ます。
ざっくり退職に関連する法律をまとめると下の点になります。

・民法627条から631条まで・・・雇用全般について定めてます
・労働基準法136条と137条・・・有給休暇、有期雇用者の退職を定めてます
・憲法22条・・・「職業選択の自由」について定めてます

計8条文で、案外少ないです。
これら全て読もうと思ったら10分で読めます。
今は便利な時代で、ネットでも閲覧できます。

法令閲覧サイト
民法
労働基準法
憲法
いずれも「e-GOV法令検索」

 

ただ、条文を読むことが苦痛な人も多いと思いますので読めとは言いません。
このサイトでは最低限必要な時に分かりやすく説明をします。

そもそもこのサイトで言うことをそのままやれば法律知識も必要ではないです。
自分がやることにはしっかり法律的裏付けがあるんだと思ってもらえるだけで大丈夫です。

安心してほしいのは、想像以上に労働者は法律に守られていることと
とりあえず無断欠勤しなければ大体なんとかなるということです。

即日退職で必要な準備とは何か

極端な話をすれば、有給休暇が14日間以上ある正社員の人であれば
「はいもう辞めます、明日から有給休暇消化しますわ。」
と上司に伝えれば法的には問題ないです。

ただし会社の出方によっては損害賠償とか懲戒解雇とか面倒なことに巻き込まれます。
ですのでそれら不安要素を先に潰しておくことが重要です。

要するに「退職する時は最低限これをしてくれ」
と会社が定めていることをある程度やってあげるのです。

会社の定めについては就業規則や退職規程などを
社内で誰でも読めるようになっているはずです。

例として下が私が即日退職決行前に作ったチェックリストになります。

即日退職チェックリスト
・返却物:社員証、社章、勤怠記録カード、名刺、携帯電話
・提出物:退職届、退職願(社則上必要)、退職報告書(社則上必要)、
事務引継書(社則上必要)、有給休暇申請
・人事部長へ退職の旨別途メール
・客先へ引継ぎメール
・会社システムのログインIDとパスワード書き置き
・会社携帯電話のパスワード書き置き
・私物持ち帰る
・上司へ有給休暇と退職の旨ショートメール
・上司と事務所からの電話をブロック

私の場合は上を全てクリアにすることで社則的にも問題なく
特段の問い合わせもなく次の日から晴れて自由の身となりました。

また、精神的不調などの緊急時が高いときは
この準備の内の多くも一旦無視して大丈夫です。
精神科や心療内科に行って診断書をもらってください。
ただしこの時も無断欠勤にはならないようにしてください。

まとめ

即日退職で必要なことは5個についてまとめます。

①即日退職で一番重要なのはビビらないこと、決意です

会社を辞めたい理由、会社を辞めた後の理想の生活を
ノートにまとめて決意を固めてください

逆に、まとめられなかったら一時の気の迷いの可能性がありますので
退職は再検討を要します

②即日退職では職場の同僚のことは考えないこと

・あなたが退職を決意した時点で同僚としては迷惑です
・本当に仲の良い同僚はあなたの決断を尊重してくれます

③「社会人マナー違反」「常識外」といった意見に耳を貸さないこと

今が本当に辛いならこんな概念は切り捨てて考えてください
これを言ってくる人はあなたのことなんか割とどうでもいいと思ってます

④即日退職で必要な法律知識とは何か

民法、労働基準法、憲法の計8条分です
そんなのもあるんだ程度で覚えてもらえれば大丈夫です

⑤即日退職で必要な準備とは何か

会社に後から文句を言われないようにする最低限の施策です
精神不調などの緊急度が高い場合は無断欠勤にならないようにすれば省いても良いです

おわりに

とりあえずこの記事ではざっくり即日退職に必要なこと5点を説明しました。
いかがでしょうか。即日退職する気になったのではないでしょうか。
具体的な方法などは別記事をドンドン追加していきますのでお待ちくださいね。

尚、ここまで読んで面倒だなと感じた人は退職代行も視野に入れたら良いです。
別記事で退職代行業者の選び方を解説していますので読んでみて下さい。
退職代行業者の選び方を解説【3つに絞りました】労働組合・弁護士の運営が良いです